感情のコントロール
私達は日々、様々な出来事の中に様々な感情を抱いて生きています。
気持ちがプラスに働いている時は前向きに行動的に動けますし、ストレスでイライラしたり、落ち込んでいる時は思ってもない行動をとったり、何もできない状態に陥ってしまいますよね。
人は理性に従って生きていると思いがちですが、実際には思考と結びついた感情に支配されています。
この感情のコントロールが上手くできていると感情に振り回されることが少なくなると言われます。
コントロールをうまくしたいのなら、ちょっとした感情でも溜め込まないよう誰かに話したり、必ず外に吐き出すことです。
頭の中で整理しようとしてもなかなか大変なことなので、紙に書いていくことも重要です。
すると、頭の中にあるすっきりしない思いが整理され、客観的に見つめ直せることになります。
優しくてノーが言えず、いつも人の犠牲になってしまうようなクライアントさんから「少し言い過ぎたかもしれないけど、思いっきり話したら、スッキリして、気持ちを切り替えてまた仕事に向き合えそう」と笑顔で話していただいたことがあります。
全ての感情がネガティブに働くわけでもありません。
悲しくて悔しくて怒りを感じることで、次へのステップアップのための原動力になることもあります。
人間は感情ある生き物ですから、まず出てきた感情を溜め込ます、受け止めて、そして不要なら手放してみることをやってみてくださいね。
占い師・本多モリィ