2026年4月10日、火星が牡羊座へと入ります。
今回の始まりのエネルギーは、思っているよりもずっと静かなものです。
何かを始めたいのに、うまく言葉にできない。
動きたい気持ちはあるのに、はっきりした方向が見えない。
そんな“曖昧さ”を感じることがあっても
衝動は、輪郭を持たないまま広がっていきます。
これは本当にやりたいことなの?
この違和感は何?
あなたはまだ何も始まっていないと感じているのに
実際には現実の側で変化が始まっています。
特に「価値観」や「人との関わり方」を自ら見直し、
マンネリを捨て、一人で歩く心地よさを感じる体験があるでしょう。
「自分はこれだ」と思える基準そのものが、静かに組み替わっていきます。
だからこそ今は、まだはっきりしない気持ちであっても、切り捨てないこと。
誰かに説明できるかどうかよりも、
「なぜか気になる」「少し引っかかる」
その感覚を、そのまま置いておいてください。
本来、火星が牡羊座に入るとき、私たちは「すぐに動かなければ」と感じがちです。
けれど今回は、その衝動にすぐ形を与えなくても大丈夫。
まだ名前のついていないこの感覚こそが、
あなたの中でいちばん嘘のない動機なのかもしれません。
見えないところで灯った火は、やがて確かなかたちを持ち始めます。
本多杜衣

