占いとしての相撲
私の趣味のひとつ大相撲観戦。
今こんなに騒ぎになっていて、複雑な気持ちですが、今日は占いとしてのお相撲を調べてみました。
相撲は神事としてよく知られていますが、実は占いの意味も含んでいるんです。
お祭りで、天下泰平・子孫繁栄・五穀豊穣・大漁などを願い、相撲を行なう神社も多いですよね。
その際、占いとしての意味がある場合もあり、二者のどちらが勝つかにより、五穀豊穣や豊漁を占います。
和歌山県、愛媛県の一人角力の神事を行っている神社では、稲の霊(!)と相撲をとります。
霊が勝つと豊作となるため、常に負けるように慣習化しているようです。
また、場合によっては、不作・不漁のおそれがある土地の力士に対して、あえて勝ちを譲ることもあるそうです。
そして四股には土中の邪気を払う意味があり、神事相撲の多くではこの所作が重要視されています。
独特の所作が多い相撲ですが、陰陽道や神道の影響も受けて、様式化されてきたもののようです。
大相撲の未来も占ってほしいなあと思う次第です(>< ) ■占い師くらら