
今日は父の命日でした。
亡くなってから20年が経ちます。
先日珍しく父が夢の中に出てきました。
なぜか書斎で漫画を読んで笑っていました。
漫画を読むことなんてなかったので、
変な夢だなと記憶に残っています。
父は英語の教師でした。
真面目で堅実。
本を読むことが好きで、どんなことも独学で習得する人でした。
ピアノもその1つで、休日の午後はよくリビングで練習をしていました。
曲はたぶんアメリカの民謡だったと思います。
上手ではなかったですが、柔らかい演奏で、
なんとなくそれらしく弾けていました。
私の友達が来ると意味もなく披露するのです。
反応は色々でしたが、父は満足そうでした。
入院中、「英語の教師だったけど、一番やりたかったのは音楽の教師だった」
まさかのカミングアウトに爆笑した思い出があります。
父のホロスコープを読んでみたら、無謀だと思えるような夢でさえ
日々の努力で達成しようとする星がありました。
音楽教師にはなれなかったけど、
自分の弾くピアノで自分も人も楽しめる。
これで父の夢は実現していたのかもしれません。
故人が出てくる夢、意味は色々あります。
”少し頭を柔らかくね。
遊び心を持つんだよ”
堅物だけど曖昧な遊び心を持つ父から送られたメッセージで
私は少し気持ちが軽くなりました。
何かのメッセージは人を楽にさせます。
ほんの少しのことで、肩の力が抜けますよね。
自分の思いを言葉にしてみてくださいね。
見た夢のお話からも。
その中に大きなヒントが隠れていたりしますから。
占い師・本多モリィ
