夏至は、一年で最も昼が長く、夜が短い日。
この日になると、
「手放し」という言葉をよく耳にします。
けれど私は最近、
手放すとは無理に捨てることではないのかもしれないと思うようになりました。
嫌いで離れたいと思っている人。
やめたいのにやめられない習慣。
なかなか叶わない願い。
それらを無理に追い出そうとするのではなく、
「今までありがとう」
と感謝してみる。
すると不思議なことに、
縁が続いてもいい。
離れてもいい。
叶ってもいい。
叶わなくてもいい。
そんな気持ちが少しだけ生まれてきます。
執着を手放すとは、
大切なものを諦めることではありません。
結果への力みを手放し、
今ここにあるものへ感謝すること。
夏至の光は、
何かを無理に変えるためではなく、
そんな心の余白を照らしてくれるのかもしれません。
光に向かって、船を出す。
